人気ブログランキング | 話題のタグを見る

音速漂流歌劇団/デス電所

音速漂流歌劇団/デス電所_b0027997_219653.jpgデス電所 第14回公演
「音速漂流歌劇団」
作・演出 竹内佑
11月12日(土)~20日(日)
精華小劇場にて

「まだ間に合う!まだ間に合う!」
・・・公演には、間に合わないけど!
来春、東京にて再演するそうですので、
未見の方は是非下北沢駅前劇場までどうぞ。
悲惨に悲惨を塗りたくった物語は、優しい。
突き落とされて見えた月は、美しい物語達でした。



▼チラシの裏で愛を叫ぶ(続き)

■「デス電所」とは!
大阪の劇団。作・演出は竹内佑さん。
昔、この竹内佑さんに名古屋に来ていただいて、
名古屋の学生と大阪の学生と合同で名阪二都市公演をやったんですね。
私はその企画段階から関わっていまして。そして役者としても出演。
サラッと書いてますけど、それなりにやっぱり予想通り大変でした。
私は竹内佑さんの物語が大好きでそれを紡げる竹内さんを尊敬する余り、
それを目標として設定するが故についパクっちゃったりなんかするバカです。
てかそもそも竹内佑さんっつったら、あの「アルタード・ステゐツ」よ?
お?これはもうデス電の説明ではなく、竹内さんの説明ですね?Mmm.
笑いと歌を交え、アングラポップな深い物語が交錯して紡がれる劇団。

■「音速漂流歌劇団」!
客いじり・ネタ・テーマソング・ダンス・歌・アドリブ。いつも通りてんこ盛り。
物語はネタバレになるといけないので(再演もあるし)あまり書けないのですが、
どう書いたら皆が面白そうだなと思ってくれて行ってくれるか考え付きません。

散りばめられた複線が一気に収束して行く様は圧巻。
詩的な言葉達が群唱により紡がれる様は少年王者館みたいな雰囲気でした。
相変わらず音圧が凄い。歌と気迫に飲み込まれて、ぐっ!と身体がしなります。
いつもなら、見えないナイフで刺されていた事に公演後に気付くんですけど、
今回は上演中に刺されている感覚がしたので、結構直接的だったんじゃないかと。
ただやっぱり感覚的に理解出来る人と全然意味分からないよって人は居るかも。
まあ、「新しく変化し続けるデス電所は何度観ても飽きないよ」!
だから前の公演へ行った事ある人も、是非観に行ってみてください!
勿論笑いのネタは最強です。ここで一つだけ私のお気に入りのネタをネタバレ!

「きっがくっるう~♪きっがくっるう~♪きっがくっるう~♪きっがくっるう~♪」
(ヤカンのお茶を注ぎながら)

はいサッパリ意味が分かりませんね。大丈夫です、本編に一切関係無いですから

■「独り言」!
真吾さんがやっぱりかっこよくってにこにことダンスしてるからつられて笑った。
客入れ曲がmichelle gun elephantの「Cult Grass Stars」だった(1番好き)。
須川君から「多分にのは今回の客入れ曲大好きだぞ!」って言われてて、
どゆ事?と思てたらミッシェルで、会場入ってすぐ卒倒しそうになった。
行きの新幹線が高速で名古屋から離れる内に、ここん所ずっと私の頭を悩ます、
何かよく分からんけど嫌な感じのモンが落ちていって、躁になった。んで鼻血。
1回目に見終わった後に「畜生敵わない背中がまた遠くに行ってしまった頑張れ頑張れがんばれがんばれよ俺!でも神様の掌が相変わらず大きくて良かった」と思った。

幸せだ。

■「おまけ」!
発見しました観劇感想 http://blog.kansai.com/Broadway/444
うーん 私と観方が全然違う そこは固執せんでもええと思うんだけどなあとか色々
まあネタバレ含んでますんで、気になる方だけどうぞ
by pistatiorange | 2005-11-21 03:19 | 演劇